今日は糖尿病学会で発表。
発表したスライド
東京都板橋区の帝京大学の方々がが、簡単に糖尿病連携できるって言ってたけど、
紹介先を選んでるし、すっごいバイアスかかってる・・・。
千葉にしたって、受け入れレベルで紹介先をランキングしている。
都市部の地域連携と地方の地域連携では、基本的なスタンスが全く違う。
都市部では内科医を受け入れレベルでランキングし、受け入れ先に応じて、
ここには2型の内服患者、あそこには1型の患者と言った具合で、
病院も患者も差別化しているから、紹介先の教育をしなくたっていい。
私たちは、内科以外の医院にも連携医になって貰い、患者を紹介している。
都市部の基幹病院がデータを出して、地域連携は簡単だと言うが、
それこそが、田舎の地域連携の推進を妨害している元凶だ!
おそらく、行政の中枢におられる方々も、都会の医者の意見に耳を傾け、
地方を蔑ろにすることだろう。

そんな中、佐賀や松江や愛媛の発表には共感できる部分が多かった。
地域連携や、コメディカルの指導などは、天草はトップレベルだが、
地域連携のためのクラウドやサーバーなどのハード面では、
一番遅れている地域だ。
せっかくうまくいっている地域連携が、都会の怪しげなデータに邪魔される前に、
ハード面の充実が急務だと思う。

ところで学会は数カ所に分かれて行われた。
再来年の熊本の学会もこんな感じだろうか?
晴れなら良いけど、雨なら移動が大変だ。
札幌市立教育文化会館
キーワード: 糖尿病
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