いつも朝8時からあるJRS(巡回療養支援隊)のミーティング。
我々JMATとPCAT(日本プライマリーケア連合会のチーム)はこのミーティングに参加する。
保健師さんのチームや栄養士さんのチーム、歯科衛生士のチームなども参加している。
ラフな格好が指定されているので、服装もバラバラ。
DMATは別の大きな部屋でミーティングルーム。
彼らのユニフォームは決まってる。
気仙沼はボランティアの車中泊が許されている唯一の地域。
テントはボランティアの受付。平日なのに数が多い。
我々の巡回車。JMATで借りっぱなしのセレナ。
冠水のため通行止め。
満潮になると広い地域で冠水する。
我々は一応一般車両ではないので、冠水地区を通り抜けていく。
冠水した地域は、魚が腐ったような独特の「臭い」がする。
冠水したところに入るのはダンプや重機だけ。
普通の車が入れば釘をふんでパンクする。
唐桑半島の先端の神社。
海面から10m以上あるが、松は津波で折れたようだ。
遠くに見えるのは、高村光太郎の句碑。
黒潮は親潮をうつ 親潮はさ霧をたて 船にせまれり。
水平線がはっきりしないのは、狭霧のせいだ。
植物が枯れているので、津波の高さがわかる。
滋賀県警のパトカー。大阪府警も見かけた。
気仙沼地区は関西の担当だろうか?
丸焦げの林。全部燃えたらしい。
冠水地区に戻ってきた。
冠水に道をはばまれたと思ったら、今度は船が道をふさいでいる。
ナビは冠水も船も教えてくれないから、移動は大変だ。
迂回した。
巡回診療は、津波の高さより高い山の上の家に行くのだが、
(谷の家々は津波にやられたので、住民は避難所や仮設住宅にいる)
山から山への移動の時は、谷の地域を通らなければならないので、移動に時間がかかる。