お配りした案内では、「糖尿病の勉強会」としたために、
今回の趣旨がうまく伝わらず、皆様の期待にそぐわない面があったかと思います。
期待はずれだった皆様にはお詫び申しあげます。
奇しくも、松本先生が、「kick off meeting」とおっしゃいました。
まさにそれで、私たちとしては、第0回ミーティングのつもりでした。
プロジェクト開始の前の、顔合わせや、内容の確認をするのが目的だったのです。
ですから、今回が第1回勉強会と思われた方は、期待はずれだったと思います。
そんな中でも、皆さんのご意見は、私にはかなり参考になりました。
私の提供したい物と、医療スタッフの欲する物に若干のズレがあるようです。
「新しい話題の紹介」とワークショップ形式の「症例検討」をメインにしたいと思っていたのですが、
「糖尿病に関する知識」や「フットケアや糖尿病看護の実技」などのニーズが意外にも多いようです。
今考えていることは、最初の1〜2年は、講義をメインして、症例検討なども行い、
葦原先生のおっしゃったような地域のCDEになれるような人が育ってきたら、
講義用のスライド等は統一して、各地区での講義をそういう方に担当して貰えれば、
講義は何回でもできますし、ディスカッションが多くできるようになると思います。
アンケートをお配りしますので、好きなことを書いてください。
もちろん、メールでもこのホームページの掲示板への書き込みでも構いません。
私の思考形式は「Goals' criteria」よりも「Need-plan」なので、
ニーズ(問題点)が分かれば、プランが立てやすいです。
今回の会合は、糖尿病に関わる「スタッフの資質の向上」をゴールにして、
その判断基準を決め、プランを建てようとしたのが失敗だったかなと思います。
アンケートは6月早々にもお配りし、6月中旬には回収して、
今後どのような会合にするかを決めたいと思います。