介護者歯科技術研修会に参加した。
歯科医科連携を推進するためには、
相手のニーズや興味をよく知らなければならない。
それに、摂食・嚥下は急性期病院だからこそきちんと評価できなければならない。
今日は、クルリーナ歯ブラシを開発した黒岩恭子先生の講演+実習。
100人くらいの多職種が集まった。
コレがクルリーナ歯ブラシ、いろいろ種類がある。
今日配られた実習グッズ。クルリーナ歯ブラシとモアブラシが入っていた。
実習で、口腔内の汚れを再現するために、
オブラートを10枚くらい、口腔内のあちこちに貼られ、
上向きになってチョコレートクッキーを食べさせられた。
と言うか、半分流し込まれる感じ。
病院で看護師があらきざみの食事を食べさせる様子の再現らしい。
こりゃ誤嚥するわ・・・。
モアブラシで口の中を掃除された。
かなりつらいが、痛くはない。
歯ブラシでされるよりはずいぶん楽なんだそうだ。
次は、半身麻痺の顔を作る。
テープを10枚ほど貼って、顔が動かなくなり、
鼻孔も半分ふさがれた。
さらに、キシロカインゼリーで舌を半分しびれさせる。
かなりつらい。
さらに、スプーンの柄で口唇を閉じれなくして、
ゼラチンが嚥下できないことを示したあと、交互嚥下が大事だと、
アレコレ見本になる歯科医師会の先生も大変だ。
パートナーと交代で、食べさせあうのだが、半分お化け屋敷状態。
最後はバナナボート。
このバナナボートとスプーンで、あらきざみ〜様々な粘度のペースト食を作り、
嚥下状態を確認するんだそうだ。
バナナとスプーンさえあれば、嚥下評価はできるんだとか・・・。
最後に食道入口部付近の評価の重要性も話に登ったが、
VEの話まではたどりつかなかった。
次はVEの話かな?