介護者歯科技術研修会に参加した。
歯科医科連携を推進するためには、
相手のニーズや興味をよく知らなければならない。
それに、摂食・嚥下は急性期病院だからこそきちんと評価できなければならない。

今日は、クルリーナ歯ブラシを開発した黒岩恭子先生の講演+実習。
100人くらいの多職種が集まった。
2015介護者歯科技術研修会01

コレがクルリーナ歯ブラシ、いろいろ種類がある。
2015介護者歯科技術研修会02

今日配られた実習グッズ。クルリーナ歯ブラシとモアブラシが入っていた。
2015介護者歯科技術研修会03

実習で、口腔内の汚れを再現するために、
オブラートを10枚くらい、口腔内のあちこちに貼られ、
上向きになってチョコレートクッキーを食べさせられた。
と言うか、半分流し込まれる感じ。
病院で看護師があらきざみの食事を食べさせる様子の再現らしい。
こりゃ誤嚥するわ・・・。
モアブラシで口の中を掃除された。
かなりつらいが、痛くはない。
歯ブラシでされるよりはずいぶん楽なんだそうだ。
2015介護者歯科技術研修会04

次は、半身麻痺の顔を作る。
テープを10枚ほど貼って、顔が動かなくなり、
鼻孔も半分ふさがれた。
さらに、キシロカインゼリーで舌を半分しびれさせる。
かなりつらい。
2015介護者歯科技術研修会05

さらに、スプーンの柄で口唇を閉じれなくして、
ゼラチンが嚥下できないことを示したあと、交互嚥下が大事だと、
アレコレ見本になる歯科医師会の先生も大変だ。
2015介護者歯科技術研修会06

パートナーと交代で、食べさせあうのだが、半分お化け屋敷状態。
2015介護者歯科技術研修会07

最後はバナナボート。
2015介護者歯科技術研修会09

このバナナボートとスプーンで、あらきざみ〜様々な粘度のペースト食を作り、
嚥下状態を確認するんだそうだ。
バナナとスプーンさえあれば、嚥下評価はできるんだとか・・・。
2015介護者歯科技術研修会10

最後に食道入口部付近の評価の重要性も話に登ったが、
VEの話まではたどりつかなかった。
次はVEの話かな?

キーワード: 摂食・嚥下
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