SU薬とシタグリプチンとの併用で重篤な低血糖を起こすケースとして、(1)高齢者、(2)軽度腎機能低下、(3)SU薬の高用量内服、(4)SU薬ベースで他剤併用、(5)シタグリプチン(製品名:ジャヌビア、グラクティブ)内服追加後早期に低血糖が出現の5つの特徴が認められた。
このため、4月27日に厚生労働省は「使用上の注意の改訂指示」を発出した。
製薬企業はこれに基づき添付文書を改訂する。

インクレチン関連薬は現在のところ以下の通り
① GLP-1アナログ製剤「ビクトーザ」(一般名:リラグルチド)
② DPP-4阻害薬「ネシーナ錠」(一般名:アログリプチン安息香酸塩)
③ DPP-4阻害薬「ジャヌビア錠/グラクティブ錠」(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物)
④ DPP-4阻害薬「エクア錠」(一般名:ビルダグリプチン)

2010年05月01日更新
キーワード: 糖尿病