買い占めするよりビールを飲もう!
ビールには放射線防御効果があるらしい。
なんて書くと、飛語流言のたぐいかと思われるかも知れませんが、
まあ、ご一読あれ。


現在のところ放射性物質は風に乗って拡散しているようです。

ノルウェーの研究機関のサイト

キセノン133は気体ですから、すでにアメリカに達し、もうすぐヨーロッパまで広がるでしょう。
キセノン133拡散状況

3月26日のヨウ素131の拡散状況は
ヨウ素131の拡散状況

3月26日のセシウム137の拡散状況は、
セシウム137拡散状況
風に乗ったこれらの物質が、雨で地上に落ちて、水道水に混じります。


ベクレルをシーベルトに換算する係数は、ヨウ素131の場合2.2×10-8Sv/Bqなので、

1Lの水に200ベクレルのヨウ素131があるとすると、
それを体内に入れた場合4μSVの被爆に相当します。

直接飲まなくても1日数リットル体内に入るとして、1日30μSVの被爆になります。
これが1年続くと365倍だから、約10mSVの被爆になります。

IRCPの閾値無しモデルで計算すれば、リスク係数を約5%/SVとして、

例えば、1年間に10mSVを東京都民1000万人が受けた場合、
生涯で5000人がガンで死亡すると言うことになります。

この数字が多いか少ないかと言うと、長生きすれば人の半分はガンになりますから、
東京都民1000万人のうち生涯でガンで死亡する人が、400万〜500万人ということで、
1000人が1001人に増えるだけと言うことになります。
つまり、大した量ではないだろうということです。

ついでに、SPEED-Iの試算も見てください。
あくまでも1歳児の甲状腺の内部被爆についてですが、
この発表の後、枝野官房長官が自主避難を促しています。


現在のところ大人はそれほど心配するレベルではありませんので、
災害救助派遣で、現地に赴く方々は、不要な被爆はなるべく避けて、
気をつけて行きましょう。


我々は、北茨城の北茨城市民病院を拠点に仕事をする予定です。

以下のハザードマップが参考になるかも知れません。

最後に、仕事が終わったらビールを飲もう!
放射線医学研究所がこんなことを言っています。
キーワード: 災害派遣
コメント(0件)

 

■コメントを書く
タイトル
本文 *必須
お名前 *必須
メールアドレス
ホームページアドレス
削除パスワード*必須
コメントを削除する際に必要になります。
認証キー *必須 下の画像に表示されている数字をご記入下さい。
(画像は毎回変わります)