まずは、神経障害の状態をチェック。
C128音叉はこんな風に使います。
叩いてから10秒以上(当ててからではありません)感じることが出来れば、
振動覚は正常です。
モノフィラメントは、いろいろあります。
2.83、3.61、4.31などの細いものは一つの測定ポイントに3回テスト、
4.56、5.07、6.65などの太いものは一つの測定ポイントに1回テストです。
5.07がちょうど10gの圧になり、使用するモノフィラメントは5.07だけで良いということでした。
母趾と母趾丘、小趾と小趾丘の4カ所で行うのが一般的ですが、7カ所の検査もあります。
フィラメントの先端と根本の角度が90°になるまで、1〜2秒押し当てます。
テストを終了したフィラメントはアルコール消毒しましょう。
アキレス腱反射は椅子に膝立ちをさせて調べます。
打腱器(ハンマー)はバビンスキー型が良さそうです。
つぎはいよいよフットケアの実演です。
赤峰さんが使っていた道具は「丸靴店フットケアサービス」で購入されたそうです。
勝手にリンクをはれませんので、「丸靴店フットケアサービス」で検索して下さい。
これらは実際に探すとなかなか見つからず、私はゾーリンゲンから直接取り寄せました。
ネイルニッパーの持ち方はこんな感じです。
ヤスリはチェコガラスのヤスリだそうです。
一方向に削ると言いながら、かなり早業でした。
ゾンデの使い方はこんな感じ。
ゾンデは移動の時、機内に持ち込めず、荷物の仲にしまい込んで忘れたそうです。
耳かきで代用されていましたが、超絶技巧、圧巻の早業でした。
ネイルニッパー使用時の足の持ち方はこんな感じ。
爪が飛ばないように押さえることも肝心だが、
マスクとアイシールドは付けた方が良さそうです。
ヤスリの種類はいろいろあるそうです。
ガラスのヤスリと、スチールのヤスリなどを紹介。
ヤスリの使い方。
コーンカッターの使い方。
MRさんの足はキレイだったので使えず、足の代わりにザボンを使ってました。
フットケアの方法は、天草地域医療センターのメンバーも指導できます。
ご希望があれば、診療所に出向き、無料でご指導いたしますので、
お気軽に、ご連絡下さい。
E-mail:metabo@amed.jp