雨模様の7月3日、恒例の院内学会がピポクラートで開催された。
我らが武田栄養士、出前講座の時とは違って、声が震えてた。
「無料出前講座」の活動報告と今後の展望の発表に、
「目指せ!!天草健康宝島」というタイトルを付けたのだが・・・、
やはり市長の受け売りという(安田市長に批判的な?)批評があり、
さらに「出前講座」の「出前」という言葉も安っぽいとこき下ろされ・・・、
「コスパ」などと言う質問も飛び出す始末。
全部病院持ち出しだけど、コストや採算は度外視してますから〜。
はっきり言うとまずいけど、出前講座は、はっきり言って、ボランティア!
無料出前講座で健診患者を獲得できるか?と言うことだろうと思うが、
健診センターが溢れているので、特定健診受診者を獲得しても意味がない。
まあ天草地域の特定健診受診率がこのままでは、
二億円近い補助金がカットされるのも事実なのだが・・・。
次に登場したのは、NST専従の杉本栄養士。
新しい組織を立ち上げようとすると、「専任」とか「専従」というものがついて回る。
「専任」は30%以上、「専従」は80%以上その活動に従事しなければならないらしい。
この国の、このようなシステムが、新しい芽を摘み取るのだと院長が言っていた。
NST専従の管理栄養士なんて、管理栄養士が不足している現状で、そうそう出せないのだが、
それでも何とか一人専従を作ったのは、教育認定施設を作って地域に貢献するためだ!と思う。
我々の活動は、儲かる治療ではなく、儲からない予防により多くの時間と労力を割いています。
天草地域の集団としての公衆衛生に対する意識改革の一翼を担いたいと考えています。
何十年か前に虫歯予防に尽力したから、今多くの歯科医院が潰れていると言われますが、
それくらいの効果があればいいと思って、我々は活動しています。応援してくださいネ。